資料はちゃんと読もう
阿呆のような量の軍事関係の資料を読んでいると、目からうろこが落ちるというのがよくある。
通説の間違いや、視点の違いによる理解の深まり。
たとえば、ネット上で流布している話として、
『第二次世界大戦中にソ連空挺部隊がパラシュートなしの降下をやっていきなり全滅した』
というのがある。積雪しているから大丈夫だろう、見たいな。
なんだそりゃ。おまえら、いくらなんでもソヴィエトを舐めるな。
パラシュートなしで降下していきなり部隊が半壊したが、残存戦力をかき集めて作戦目的は達成したわ!!
資料は高橋慶史先生のラスト・オブ・カンプフグルッペか続ラスト・オブ・カンプフグルッペのどっちか。
どっちで読んだかは忘れました。
(追記 2010.2.22)
昼寝してたら急に思い出したが、別のフィクションと混ざっていた。
全滅はしなかったが作戦は失敗した、が正解だった。
詳細は最新の日記にて。
最近は戦史叢書のパラ読みと海外軍事雑誌が熱い。
知ってるか? 自爆攻撃って費用対効果で考えると有効戦術なんじゃぜ?