現代日本を舞台にした伝奇におけるオカルト的秘密結社についてのメモ
酒の勢いで適当なことを書く。
現代日本を舞台にした伝奇はフィクションにおける一大ジャンルであるが、
- 伝奇的存在が一般に認知されていない
- 伝奇的勢力が公的に存在しない
という前提で設定を組むと割と面倒くさい。
仮にこの伝奇的勢力を『組織』と呼称する。
面倒くささの第一は、陰謀論全体に言えるがやはり隠蔽コストがかかり過ぎる点。ここはお約束としてスルーするにしても、通常の活動資金をどうするかというのはでかい。
楽な処理としては、『組織』は極めて巨大な勢力であり政財界とべったりで資金ジャブジャブというのがあるが面白みはない。
そこで『組織』がある程度ローカルな秘密結社だとして考えてみると
- 支援者による資金援助がある
- 構成員が表の仕事を持っていてその収入を上納
- 合法部門が資金調達している
- 非合法部門が資金調達している
ぐらいしか資金調達方法がないと思われる。また、資金の流れは金額によっては公的機関の査察が発生するため、非合法なほうが都合がいい。
つまり魔術結社系マフィアとかクリーチャー系マフィアの誕生である。闇金や地下銀行を襲撃して現金を確保するクリーチャーとかもいいな。
また、資金調達部門の発言力増大や、実働部門と支援部門の乖離等を考察すると面白いかもしれない。
実働部門が支援部門を軽視して非合法組織が崩壊する事例は枚挙に暇がないし。(日本の左翼ゲリラ等)
いやまぁ自治体丸々秘密結社(邪神崇拝してる村とか)という荒業もあるんだけど。