WORLD WAR Z読んだ。
世界中でゾンビが発生しまちた。戦いまちた。勝ちまちた。
このテーマで面白くならないわけが無い。
当たり前の話だが、我々ゾンビファンは(私のような浅いファンも含めて)、日々『ゾンビが発生した場合の展開』を妄想して生きている。あそこに立てこもろうとか武器どうしようとか。
それを世界規模で、全人類規模であらゆる場所であらゆる立場の人々に語らせるのだ。
中国奥地の村落で、中央アジアの国境地帯で、欧米の大都市で、海上で、南極で、宇宙で!
シミュレーション・テーマとしても、パニックものとしても、ゾンビが好きなら美味しいわ。
個人的に好きなエピソードは、軍用犬の物語とロシアの従軍牧師の物語。私は犬とロシアと老人に弱い。
逆に、小説を書くのが趣味のアマチュアとしては、書きたいテーマの重複に嫉妬と羨望を覚えもする。
ゾンビ・パニック下で、見捨てられた飼い犬を救い続けて犬の群れを率いることになる男の物語とか考えていたのですが、脳が満足してどうでも良くなった。
(追記)
おいくそ、今調べたらオーディオブックが存在するじゃん!
マジもんの(?)フェイクインタビュー集! ウヮオ! ウヮオ!
(追記その2)
当初カタカナでワールド・ウォー・Zと書いていたが、WORLD WAR Zかワールド・ウォー・ゼットが正しい臭いので修正。