宇宙戦艦物語

 火星系に人類が入植した時代。
 初期投資を回収しようとする地球と、それに反発する火星の間で紛争が勃発。
 人的資源に劣る火星側は苦肉の策として以下の法案を通過させた。
 ひとつは、戦時標準クローン法。
 もうひとつは、出生前徴兵法。
 すなわち、戦争のためのクローンの増産計画の発動であった。


登場人物

  • 宇宙戦艦
    • サイボーグ戦闘宇宙機。戦争終結後には人間の身体を得る予定
    • パーソナリティは少年。性別はない
  • 艦長
    • 宇宙戦艦の艦長。高齢のサイボーグ
    • 男性だが、生殖機能はない
  • ママ
    • 知性化された犬。格闘能力に長ける
    • 落ち着いた女性のパーソナリティを持つ
  • マーシャ
    • 先行量産型戦時標準クローン
    • 同型がいっぱいいる
  • 背景設定
    • 地球と火星植民地が戦争中
    • 火星側は生体テクノロジー関連の倫理問題がある程度のコンセンサスを得ている
    • そのためクローンやサイボーグ、遺伝子操作生物等の戦争投入に積極的
    • そんな中、老兵や少年サイボーグ、クローンなどの後方パトロール部隊が地球側と戦闘を経験する
  • あらすじ
    • 火星側パトロール艦、艦内ヴァーチャルリアリティ(以下VR)
    • 日本家屋風の建屋と田園風景。季節は夏
    • 開け放した窓辺で、ちゃぶだいにだらしなくもたれている少年
    • 引き戸が開いて浴衣姿のサイボーグ登場。少年を見て一喝
    • 「お前には宇宙戦艦としての自覚があるのかぁ!」
    • VRから艦内へ復帰。艦長、ママ、マーシャ達の描写
    • 宇宙戦艦は火星側勢力圏である小惑星帯をパトロール
    • VRは戦後を見据えたリハビリの一環。肉体を持った経験のシミュレート
    • 艦長の説教と宥めるママ。擬似家族的雰囲気
    • 上級部隊より、火星近傍での戦闘についての通信。彼らの側に漂流している地球側艦艇の確認要請
    • 確認に行き、戦闘に

 長くなるのであらすじの続きは別の機会に。