竜の卵を巡る戦争
登場人物
- 主人公
- 辺境の街の都市警備隊(シティ・ウォッチ)に所属する兵隊さん。賄賂も取るが控えめなので慎みがあると思われてる
- 騎士
- 騎士修道会のお姉さん。狂信者だが人はいい
- ネズミ捕り
- 街の下水での害獣駆除を生業としている。差別されがちな仕事だが、主人公とは友人
- 破落戸たち
- 自称冒険者、王様の命を受けて竜の卵盗ってきた
- 王様
- バカ
- 背景設定
- あらすじ
- 主人公、街を囲う城壁の上から包囲網観察
- ワンちゃんみたいなクリーチャーの大軍団の向こうに怒ったママドラゴンがいる光景に割と絶望
- 軽い小競り合いのあとに軍の会議に参加、街の軍権が三つに分かれていてグダグダなことが判明
- 都市警備隊、騎士修道会、国軍(この国は中央集権化過程)は人的資源を巡って主導権争いをしているが王様が来るまで持久する点では一致
- 「ママドラゴンが言ってる卵って何の話だよ」なんか国軍が隠し事してるくさい
- 怪しみつつ主人公は街の防衛に復帰。元々が地元の人間なので防衛にかりだされた街の人間と交流
- 二度目の小競り合い、ピンチってた騎士を助けて知己を得る
- 休憩、ネズミ捕りから意見「下水を使って攻められると不味いから兵力割けよ」
- 再び会議。下水の件を伝えるとともに、卵の件を追求。竜の卵について国軍が隠していたことが判明
- 「じゃー卵返そうぜ?」「王様の命令なんで無理です」の押し問答
- 紛糾する会議中に下水からクリーチャー侵入との報告
- 駆けつけて撃退するもネズミ捕り重傷。主人公、独断での和平を決意
- 騎士を巻き込んで国軍に対してカウンタークーデタ。国軍幹部、卵を守る破落戸を粛清
- 卵をゲットするも同時にクリーチャー軍団の大攻勢がはじまる
- 主人公、卵を抱えてママドラゴンが舞う空の下を街で一番高い城壁までダッシュ
- 怒り狂ったママドラゴンが火を吹いて兵隊さんたちをBBQにしている中、卵を差し上げて「返すから許してプリーズ」をもっと格好よく吠える
- ママドラゴン、卵に気付く。和平の雰囲気に静かになっていく戦場
- そこにバカ王様が国軍主力を連れて登場、空気読めないことに卵をよこせパフォーマンス
- ママドラゴン、バカ王軍に火を吐いてBBQパーティ開始、混乱した兵隊が放った矢が卵にGO
- 主人公、身を挺して卵をかばう。ママドラゴン、主人公の献身にちょっとほだされる
- 死にかけつつ卵を返す主人公に、ママドラゴンが「じゃあ許してやんよ」
- 空気読めない王様大騒ぎ。ママドラゴンがBBQパーティの続きを始めると逃げ出す
- 主人公「街助かったけど王様の恨み買っちゃったなぁ」
- ママドラゴン「なに、そんときゃ今回の礼で助けてやんよ!」
- 辺境の街に独立フラグが立ってEND
竜の卵が作中世界でいかに価値があるかとか、破落戸の皆さんをいかに胡散臭く登場させるかとか詰める所いっぱいあるな。
あとネズミ捕りは実は女の子。ドブ臭い女の子とか誰得。オデか。